問題に向き合うのが怖い=成功しない
FROM 庄田竜&AI
みなさんも、こんな経験はありませんか?
一生懸命に努力しているのに、なぜか結果が出ない。勉強しても、ノウハウを取り入れても、報われない。
ボクも昔そうでした。
「もっと努力しなければ」「成功している人のやり方を真似しなければ」と焦っていました。
ビジネス書も読み漁りましたし、成功者が「これがいい」「こうすべきだ」「これからは◯◯」
みたいな情報は、片っ端から手を出しました。が、しかし、
うまくいきませんでした。今思うと当たり前ですし、あるあるなのですが
もし、このパターンにハマっている人であれば今日のブログはお勧めです。
努力が報われない一番の理由は、間違った問題を解こうとしていたからだ。
そもそも、問題ではないところを頑張っていたり、胃が痛くないのに、
ぽい人が「胃薬いいよー」といって飲むぐらい、ズレています。
他に問題があるわけなので、だいたいこのアドバイスで解決することが
多いです。
解決は技術。でも発見はセンス。
多くの人は「どう解決するか?」に飛びついてしまいます。
でも、本当に重要なのは「何が問題か?」を正しく見抜くことです。
「解決は技術。でも発見はセンス。」
原因を間違えたまま解決策を積み上げても、すべてが無駄になります。
勉強家で努力家の人ほど、その傾向があります。「日経新聞読みなさい」と
言われれば、真面目なので次の日に日経新聞を買うのは早いです。
大事なのは、日経新聞を読むことではないです。
日経新聞を読むことで、あなたの自己実現にどうパフォーマンスが
上がるかというだけです。
分かってきましたよね。
だいたい、ボクの生徒でもそうですが伸びる子と伸びない子の分かれ道が
ここです。問題に向き合えるかどうかです。
メンタルが弱い子ほど、問題を避ける傾向があります。
誰だって、問題に向き合うことは避けたいのが当然です。
キャリアの問題、あなたが目指しているゴールに対し
イメージと現実のギャップがあります。
実現していないということは、100%問題と原因は
あるので、まずここを見つけることが全ての優先順位であり
それしかありません。
ボクも、この考え方ができるようになってから
割と感性で勝負するタイプだったのですが
勝てるようになりました。
このコツについて話していきますね。
レントゲンや問題発見にお金と時間と労力をかける。
病院で「なんとなく体調が悪い」と伝えただけで、検査もせずに薬を処方されたらどう思いますか?
本当は骨が折れているのに胃薬を出されたら、治るどころか悪化してしまいますよね。
胃薬が効かないといって、胃薬が大事と信じ込んで、死ぬほど胃薬を飲んだところで
問題がズレているので、意味がありません。
問題発見もまったく同じです。
レントゲンを撮らずに薬だけ飲む人は、一生治りません。
多くの人が「成功法則」という薬を欲しがります。
人によっては、問題の逃避に使っている人もいます。
しんどいですからね。
ボクも日々、実現していないことを追っているので
何かしらギャップがあります。気づいている問題と原因に
対して、アプローチを考えて実行していくということしか
やっていないのですが、正直このマインドさえ身につけば
誰でも成長はします。
できない人はできません。逃げ癖のある人は特にですが
無理、できない、あの人だから等、技術の問題ではなく、
姿勢の問題がほとんどです。この姿勢を治せば、運命が
変わります。それだけです。
一番怖いのは、ガンが見つかるとか問題があることでは
ありません。一番怖いのは、原因が分からないことです。
原因が分からなければアプローチしようがありません。
不明なので。
賢い人はこのことをよく分かっています。原因さえわかれば
何をやるべきことなのか?が見えます。見えないと動きようが
ないのです。
だからこそ、問題発見、原因発見はセンスみたいな所も
あるので、センスがない人は、問題原因発見がうまい人に
聞けばいいだけです。
ただ聞く人を間違えると、終わります。
サッカーの問題を、野球の指導者に聞いたところで
仕方がありません。
起業の問題を友だちや親に聞いている時点で
センスがありません。「なぜ、その人に聞いているのか?」
友達に聞いている時点で、解決が目的ではなく、、、
なんとなく分かりますよね
5回のWHYで見えるもの
問題を発見するには、表面的な答えで満足してはいけません。
有名な「5回のWHY」を使うと、本当の原因にたどり着きやすくなります。
あなたが今モヤモヤしていることがあれば、
まず、解決策を探すのではなく、そもそもの問題発見を
やっていきましょう。適当に事例を紹介しますね。
事例1:売上が伸びない
- なぜ? → 広告の反応が悪いから
- なぜ? → メッセージが響いていないから
- なぜ? → 顧客のニーズを理解していないから
- なぜ? → 顧客の声を集めていないから
- なぜ? → そもそもターゲットを定義していないから
- なぜ?→そもそも何もやっていない。数が少ない。
表面は「広告の問題」ですが、本質は「ターゲット不在」でした。
もっと言えば、何もやっていない。母数もない。
原因は、動いていないとか、そういうのがどんどん湧き出てきます。
ちょっと嫌な時間かも知れませんが、慣れます。嫌なのは、
結果が出ないことになれば、できるようになります。
事例2:社員のモチベーションが低い
- なぜ? → やりがいを感じていないから
- なぜ? → 成長を実感できないから
- なぜ? → 評価基準が不透明だから
- なぜ? → 上司がビジョンを示していないから
- なぜ? → 経営者自身が方向性を示していないから
「社員がやる気を出さない」という問題の根っこは、経営側にありました。
そもそも、リクルートが間違っているという原因かもしれません。
強いサッカー部を作りたいのに、遊びでサッカーをやりたい子を
入れてしまうと、マネジメントをいくら頑張っても無理です。
採用を変えない限り、永遠に問題はゴキブリのように発生します。
事例3:サッカーで点が取れない
- なぜ? → フォワードが決められない
- なぜ? → パスが来ないから
- なぜ? → 中盤の展開が遅いから
- なぜ? → DFからの組み立てに時間がかかるから
- なぜ? → ビルドアップが理解できていない
これは適当な事例ですが、こうやって分析すると
アプローチはシュート練習だけでなく、グランドではなく
会議室でどうやればゴール前までにボールを運んでいくのか?
みたいなことをアプローチすれば何かが変わるかも知れません。
事例4:学生がキャリアに迷う
- なぜ? → やりたいことが分からない
- なぜ? → 興味を試していないから
- なぜ? → 行動より情報収集ばかりしているから
- なぜ? → 失敗が怖いから
- なぜ? → 問題に向き合うのが怖いから
キャリアの迷子の本質は「問題回避の習慣」でした。
だいたい、これぐらいのことをやると、問題発見や原因は
いくらでも見つかります。
事例5:広告のCPAが高い
- なぜ? → コンバージョンが低いから
- なぜ? → LPで離脱が多いから
- なぜ? → LPが顧客の痛みとズレているから
- なぜ? → 顧客調査をしていないから
- なぜ? → 思い込みだけで広告を打っているから
「広告費が高い」という症状の裏には、「顧客の声を聞いていない」とか
相手がありきの結果は、自分本位だけではうまくいきません。
こんな感じで、いろんな分野で問題原因を発見しないと
すべて解決しないと、成功はあり得ないのです。
こういうのが強い人が、問題解決力の高い人と言われます。
できる人の特徴的なタイプですが、別にやることはシンプルで
そういう感じです。
なので、問題発見に時間と労力をできる人はかけます。
ここさえ捉えてしまえば、解決策なんてすぐに見つかります。
問題に向き合うのが怖い=成功しない
ボクがここまで強調したいのは、問題は一人では見抜けないということです。
「本当の問題は、たいてい本人が問題だと思っていない場所にある」からです。
一度解決してしまえば、同じパターンなので生徒が問題を抱えていたら、
「これじゃない」って当てるのは簡単です。はまらなければ、「じゃあ、これかな」
とか、引き出しが多いと自分だけでいけますが、それは年齢を重ねた後です。
22歳〜25歳ぐらいであれば、経験も成功数もまだ少ないですので
自分でどうこうするというスタイルを貫くのは、後でもいいかなと。
解決策は2つしかありません。
- 問題発見や本質を見抜ける人とつるむこと。
- その道のプロに相談すること。(できるだけ細かく)
自分でレントゲンを撮ることはできません。だからこそ、診断できる人のそばにいなければなりません。
一流のスポーツ選手が必ずコーチをつけるのも同じです。サッカー選手になりたいからといって、
フォワードが、メインでゴールキーパーコーチをつけるのは微妙です。たまにゴールキーパー目線で
嫌なシュートとかを聞くのはありですけど。やっぱりフォワード、同じタイプの選手に
相談することが手っ取り早いです。駄目な人ほど、自分のシチュエーションや特徴と違う人に
相談します。 友人の紹介とか、そもそもまわりにいないので、ガチャになりやすいのです。
自己分析が甘いとこうなるので、
成功法則より、相談できる環境を
そろそろ終わりましょう。多くの人が「答え」を欲しがります。
でも本当に必要なのは「問題を見抜く視点」です。
問題と原因さえわかれば、後は解決できそうなことを淡々と
やるだけです。そうすれば結果はついてきます。それが正解です。
まとめ
問題に向き合うのが怖い人は、成功できません。
今日の話が難しい人は、違う方法でアプローチしなければいけません。
この方法が一番結果を出すのが簡単です。(マイ統計ですが)
問題に向き合う勇気を持ち、問題発見のプロに相談できる人は、確実に前に進めます。
ボク自身、成功の分かれ道はここにあると実感しています。
「問題は自分ひとりで解決しようとしなくていい」
覚えていてください。
解決策はいつだってシンプルです。
問題発見や本質を見抜ける人とつるむこと。そして、相談すること。
それだけで未来は大きく変わります。
追伸 キャリアバーも問題発見に力を入れていきたいと思います。
カウンセリング力の高いというか、問題原因分析に強い人をチームに
いれることで、あなたのキャリア問題に大きく貢献できるからです。
これだけでも大きなインパクトかなと