焦って動くけど、やりたい事がずっと見つからない
「イベントに参加したり、セミナーに行ったり、資格の勉強もしているのに、結局やりたいことが見つからない。」
「周りの友達は夢中になれるものを見つけてキラキラしているのに、自分はただ焦って動いてるだけな気がする。」
こんな声を、25歳以下の若者から本当によく聞きます。
SNSを見れば、同世代がスタートアップを立ち上げたり
海外に挑戦していたり、すごい実績を積んでいる。
そんな姿を目にするたびに、「自分は何をやっているんだろう」と焦りだけが募っていく。
でも安心してください。
あなたが怠けているからでも、行動量が足りないからでもありません。
ただ、大事な“たった一つ”を見落としているだけなんです。
行動しても報われない人の共通点
僕のまわりにも、毎週のように動いているのに報われない人がいます。
- 毎週イベントや勉強会に参加して、写真は増えるけど「で、何が残ったんだっけ?」と感じてしまう人。
- 履歴書を埋めるために資格を取っても、それが自分の言葉や選択につながらない人。
- 友達がやっているからとりあえず同じことをやってみるけど、心から楽しめない人。
こういう人たちは決してサボっているわけじゃない。むしろ行動力はすごい。
でも、行動の出発点が「焦り」や「不安」になっているんです。
「とりあえずやったほうがいい」
「周りに置いていかれたくない」
「何もしない自分が怖い」
そういう気持ちから行動しても、心の奥底にある“本当に大事にしたい価値観”に触れないまま終わってしまいます。
だから、どれだけ動いても「やりたいことがない」という虚しさが残ってしまうのです。
問題は行動量ではない
「じゃあ、もっと行動すればいいのか?」
──これもよく聞かれる質問です。
答えはNOです。
どれだけ行動しても、方向性がズレていれば迷子になるスピードが上がるだけ。
例えるなら、地図を持たずに走っているランナーと同じです。
どれだけ走ってもゴールに近づいているかどうか分からないし
場合によってはゴールからどんどん離れてしまう。
大事なのは「行動の量」ではなく、「行動の基準」です。
その基準がなければ、いくら努力しても成果が積み上がらず
ただ消耗していくだけになってしまいます。
キーワードは「自分軸」
そこで必要になるのが「自分軸」です。
自分軸とは、簡単にいえば自分の物差し。
・どんなライフスタイルがいいのか?
・誰と一緒にいるとテンションが上がるのか?
・関わりたくない人は誰か?
この物差しを持っている人は、行動の一つひとつに意味が生まれます。
同じインターンに参加しても
軸がある人は経験を次につなげられるし
軸がない人は消費して終わってしまう。
違いはそこだけです。
自分軸はどうやってできるのか
「そんなの簡単に見つからない」と思うかもしれません。
実際、僕自身も昔は「やりたいことが分からない」側の人間でした。
じゃあ、どうやって見つけるのか?
結論から言うと、特別な才能や大きな成功体験はいりません。
むしろ、小さな経験を一つずつ振り返ることがスタートになります。
- なぜその部活を選んだのか?
- どんな瞬間に時間を忘れるほど熱中したのか?
- どんな人に心を動かされたのか?
- 逆に、どんな環境にいると息苦しさを感じたのか?
こうした問いを自分に投げかけるだけでも、「あ、自分はこういう価値観で動いてきたんだ」と気づけます。
それは一見ささいに見える出来事でも、あなたが無意識に大切にしている軸を映し出すヒントになります。
ただし、ここで一つ壁があります。
それは「自分のことは、自分では意外と見えにくい」ということです。
自分の価値観は、自分にとって“当たり前すぎる”からこそ気づけないんです。
例えば、あなたが自然と人に声をかけるタイプだったとしても
「誰にでもできることだ」と思って流してしまうかもしれません。
でも仲間から見れば、「その行動こそ君らしさだ」と映る。
自分では小さなことと思っていても、他人から見れば大きな強みや軸だったりするのです。
だからこそ、同じように悩んでいる仲間や、
すでにやりたいことの見つけ方を知っている先輩とディスカッションすることが大事です。
対話を通じて、「自分が大事にしてきたもの」にラベルを貼ってもらう。
自分では見えなかった価値観を、人とのやり取りの中で掘り出していく。
自分一人で考え続けるよりも、他者との対話で気づきが何倍にも加速するんです。
そして、その繰り返しの中で、あなただけの物差し──つまり自分軸が、少しずつ形になっていきます。
迷っている今こそ、チャンス
だから、「やりたいことが見つからない」と悩んでいる今は、実は大きなチャンスなんです。
なぜなら、この“迷い”の時間こそが、自分軸を整えるための最高の入口だからです。
多くの人は、焦りを埋め合わせるように無数の行動を重ねてしまいます。
とりあえずイベントに行く、資格を取る、仕事量を増やす。
でも、それは砂漠で水を探して走り回るようなもの。
動けば動くほど消耗し、未来が遠ざかってしまうことも少なくありません。
一度立ち止まり、自分軸を整える。
その時間を取るだけで、あなたの未来は一気にスピードアップします。
軸ができれば、次に取るべき行動は自然と決まります。
- 「この選択は、未来の自分にどうつながるか?」と考えられるようになる。
- 他人の評価ではなく、自分の価値観を基準に選択できる。
- 周りのノイズに惑わされず、一つひとつの行動が挑戦として積み上がる。
その結果、同じ1年を過ごしても、ただ“消費”で終わる人と
“挑戦の連続”で未来を切り拓く人とで、大きな差が生まれます。
さらに、自分軸を持つことは精神的な安心感にもつながります。
「周りと比べて自分は遅れている」と焦る必要がなくなる。
「これが自分にとって正解だ」と思えるから、心が安定し、行動にも覚悟が宿ります。
つまり、迷っている今は決してマイナスではありません。
むしろ、ここで自分軸を見つけられる人は
周りの誰よりも早く、自分だけの未来を走り出せるんです。
そして、その一歩は「他人の正解」ではなく
あなたが本当に生きたい未来に直結した一歩になるはずです。
お知らせ:25歳以下限定キャリアBAR、OPENします
もし今のあなたが「やりたいことが見つからない」と悩んでいるなら──
ぜひ一度、同じ課題を抱えた仲間と語り合ってみてください。
まずは立ち止まって、ディスカッションして
言語化したり、今の現在地を正しく認識するのを強くオススメします。
9月28日、25歳以下限定のキャリアBARをOPENします。
ここではお酒を片手に、自分の人生や将来についてざっくばらんに話せる場所をつくります。
「やりたいことがない」と焦っている人も、「これから挑戦したい」と思っている人も、気軽に来てください。
きっと、同じように悩んでいる仲間や、自分軸を見つけ始めた人たちと出会えるはずです。
そして、その出会いがあなたにとって新しい一歩になるかもしれません。
詳細や申し込みは、こちらからご覧ください。
ご来店お待ちしてます。